【仙台】コロナ禍に増加しているDV相談に対する取組、民間団体との連携【議会】

2020年12月11日の一般質問です(その4)

仙台市議会2020年の第4回定例会の、いのまた由美の一般質問の、その4のメモを掲載します。

質問項目

1. 仙台市戦災復興記念館と平和の大切さを語り継ぐ取組
2. コロナ禍を生き延びていくために、弱い立場にある人たちを支える取組
・年末年始に生活困窮に陥っている人への対応
・急増している自死、ジェンダー視点での自死対策
・増加しているDV相談に対する取り組み
・DV対応民間団体の動向把握と連携や補助
・若年女性が社会的資源に繋がるための支援
・思いがけない妊娠相談、民間団体との連携
・コロナ禍における障害児の保護者の負担増への対応
・未就学児親子の自主的な集まりのための支援
・ひとり親家庭の現状の受け止め
・生活保護申請世帯が増えていないことへの認識
・要支援子育て家庭と繋がるためのアウトリーチ
3. 周産期医療の拠点としての仙台赤十字病院

録画映像は、12月16日以降にアップされると思います。

仙台市議会インターネット議会中継
仙台市議会インターネット議会中継

コロナ禍に増加しているDV相談に対する取組、民間団体との連携

いのまた由美作成のメモより掲載しています。当日の発語と差異があります。数か月後に公開される「会議録」が正確な文言です。

質問:DV相談が増加していることへの受止めと対策

いのまた由美
いのまた由美

(いのまた由美)
DV対策について伺います。

内閣府によると本年5月6月のDV相談件数は前年同月比の約1.6倍に増加し、本市でも約1.5倍に増加しています。

DVや性暴力の被害者支援をしている団体「ハーティー仙台」では、今年10月までの電話相談は1.2倍に増えたということです。

9月にいろは横丁にオープンした「仙台駆け込み寺」のよろず相談でも、10月に受けた相談22件のうち家庭内暴力や家庭問題の相談が約半数をしめています。

このように、コロナ禍でDV相談が増加していることへのご当局の受け止めと、増加に応じた取組を伺います。

仙台市当局
仙台市当局

(答弁を確認中です)

質問:DV被害者支援をしている民間団体の把握と補助

いのまた由美
いのまた由美

(いのまた由美)
本市でDV等被害者から相談を受け、公的支援の窓口に同行し、住まいの確保をし、生活の建て直しを支えるなど一連の取組を、民間団体が連携をして行っています。ご当局は、最前線で動いている民間団体の動向を把握して連携し、活動資金の補助もすべきと考えます。また、加害者の更生をうながす活動への支援も必要と考えますが、ご所見を伺います。

仙台市当局
仙台市当局

(答弁の確認中です)

ひぐちのりこ議員のブログ

女性が抱えさせられている課題について、市民運動でも議会でも尽力されてこられた、ひぐちのりこ議員から、今回の質問と答弁について「前進した」と評価していただきました。ありがとうございます。

「性産業に福祉が負けている」いのまた由美さんの一般質問でした | ひぐちブログ

参考情報

内閣府男女共同参画局 コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会
コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会 | 内閣府男女共同参画局
内閣府男女共同参画局のホームページです。このホームページでは、内閣府男女共同参画局に関する、様々な政策、活動等の情報を掲載しています。
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