太白区茂庭台にある「子どもの村 東北」様を訪問し、活動内容をご説明いただきました。突然の訪問になってしまいましたが、あたたかくご対応をしてくださいまして、ありがとうございます。
「子どもの村 東北」は2014年12月からスタート。震災孤児や、さまざまな事情があって家庭で育てられない子どもを「里親」が養育することを、村が支援をしています。
東日本大震災によって、両親を失った子どもは約250人。片方の親を亡くした子どもは1500人以上と言われれています。こういった『子どもの村』のNGO活動は、オーストリアから始まったそうで、戦争による孤児の養育をするというところから広がってきました。
日本では、親に育てられない子は、祖父母がお世話をするというパターンが多いということです。「子どもの村 東北」は、センターハウスの周りに、複数の家があり(村)、そこで家庭的な環境で「里親」として子どもを育ている人達が暮らしています。また、村で暮らしていなくても、親のいない環境で子どもを育てている養育者(祖父母など)への支援をおこなっているということです。心強いことだろうなあと思いました。
また、「子どもの村 東北」では、地域住民の皆さんとの交流を大切にしていると感じました。完成したばかりでピカピカの木でできているセンターハウスの部屋を使ってボランティアさんと石鹸づくり体験をしたり、コンサートを開いたり、積極的に交流をされていました。
私は以前から「社会的養護」に関心を持っていたので、とても興味深く、訪問できてよかったです。まだまだ勉強不足なので、ひきつづき学んでいきたいと思います。
【子どもの村】
〒982-0252
仙台市太白区茂庭台2丁目16-9-1 (地図)
TEL : 022-281-9653 FAX : 022-281-9659
http://soscvtohoku.org/