医療的ケア児者の家族支援(ショートステイ)について質問しました

2024年第3回定例会は、9月8日から10月4日までの会期で開かれました。議案はこちらです。いのまた由美は9月24日の決算等審査特別委員会(第一分科会)で、健康福祉費について質問しました。

ここに質問と答弁のメモ(その3)を掲載します。正確な記録ではないということをご了承ください。録画配信や会議録が出たらそちらをご参照ください。

(その1)はこちらです。

(その2)はこちらです。

医療的ケア障害児者等支援

いのまた由美
いのまた由美

次に、『第二項 障害保健福祉費 ― 第1目障害者福祉費 医療的ケア障害児者等支援1727万円余』について、内訳と事業の概要をご説明ください。

仙台市当局
仙台市当局

答弁:障害者支援課長
『医療的ケア障害児者支援では 医療的ケア者の短期入所の受入促進をはかっております。決算年度における事業内容と決算額としましては、
●医療型短期入所事業所において常時一床の病床を確保する事業に400万3千円余、
●福祉型短期入所事業所に看護師を配置する補助事業に1074万9千円、
●宮城県と共同で実施する県内の医療型短期入所事業所の利用調整や人材育成を行うコーディネータを配置する事業に251万9千円万
あわせて1727万1千円余となっております。

医療的ケア児者を受け入れられる医療型短期入所施設の現状

いのまた由美
いのまた由美

さまざま確保の取組を進めていっていただいていますが、日常的に医療依存度の高い方を家族でケアする家族は休む時間がありません。医療的ケア児者の家族から、日中の預かり支援や宿泊での預かり支援を求める声があります。レスパイトとして医療型短期入所事業を拡大する必要がありますが、現在の事業所数をお伺いします。

仙台市当局
仙台市当局

答弁:障害者支援課長

おもに人工呼吸器や喀痰吸引等の医療的ケアを必要とする方に対して支援をおこなう、医療型短期入所事業所は、市内6カ所となっており、うち2か所については宿泊を伴わない日中のみの受け入れとなっています。

医療型短期入所施設の受け入れ枠を増やす取組

いのまた由美
いのまた由美

拡大されてきたということですけれどもまだまだ足りない状況です。入所施設を増やすために、今後どのような取組をしますか。

仙台市当局
仙台市当局

事業所の整備推進に向けましては、本年6月から医療型短期入所開設支援事業を開始したところです。これは医療型短期入所事業の実施に必要な設備や人員を有する病院や介護老人保健施設等に対して、短期入所事業所の開設に向けての提案や指定手続きに関する相談対応を等を行うものです。現在、仙台市医師会や宮城県介護老人保健施設連絡協議会等と連携して、対象となる病院や介護老人保健施設等に対して、事業に関する説明資料を配付するなど周知をはかっているところであり、一つでも多く開設につなげられるよう取り組んでまいります。

いのまた由美
いのまた由美

常任委員会でも医ケア児から者(成人)への移行(期医療)支援に関して在宅医療の拡充で、成人しか診ていない方にも医ケア児の訪問医療などできるように求めましたけれども、こういったいまご説明いただいた取組みでも、医ケア児等に対応できる病院等が増えることを期待します。

正確な会議録や録画配信はこちらです

上記質疑はいのまた由美作成のメモより掲載しており、当日の発語と差異があります。数か月後に公開される「会議録」が正確な文言です。正確な会議録はこちらから検索できます。

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録画中継も視聴できます。「いのまた由美/令和6年第3回定例会/9月24日/決算等審査特別委員会」をご覧ください。3営業日以降に公開されます。

仙台市議会インターネット議会中継
仙台市議会インターネット議会中継