防災・減災 都市基盤のハード整備市内視察

2022年3月16日に、仙台市議会防災・減災推進調査特別委員会で自然災害に備える都市基盤のハード面の整備について市内視察をし、4月26日の調査特別委員会で意見交換をしました。

①仙台駅西口浸水対策事業。五橋公園の工事現場。

仙台駅西口に関しては本当に大きな大きな、長く続く工事ですので、周囲の方々への配慮もされていました。最新の工事現場というところも見せていただきました。

大規模雨水処理施設整備事業について

②準用河川谷地堀整備事業。太白区郡山の現場。

谷地堀の付近は、台風の後には一帯が浸水し大変な被害があった地域です。かつてからも国の笊川のポンプ場と、県と市とその役割分担というのが指摘されていました。工事の進捗の中でも、やっぱり国、県、市でそれぞれの工区、分かれているということで、なかなか全体を見渡すのが難しいところもあります。引き続き、連携をして周囲の浸水対策に努めていっていただきたいと思います。

③田子二丁目調整池。地下埋設の調整池と排水ポンプの動作を視察しました。

田子のほうは、貯水量がたまってきたときに赤いランプがついて住民の方々にお知らせをして、車を移動させるという、過去の浸水被害を踏まえて工夫をされている箇所を視察しました。ハード整備とソフト対応の例として見させていただきました。当局と住民の方々が、いろいろ協議、話合いを常に進められていて、その中で、そういった方法を取った箇所なんだろうというふうに思いました。

谷地堀、旧笊川においても、命や財産を守っていくためには、ハード整備に加えてソフト対策の連携ということを、住民の方と協議をし改善を重ねていくことが大切です。