2023年9月12日から10月13日までの会期で、第3回定例会が開会しています。2022年度の決算等審査特別委員会・いのまた由美は第三分科会に登壇しました。
ここに質問と答弁のメモを掲載します。正確な記録ではないということをご了承ください。録画配信や会議録が出たらそちらをご参照ください。
後田川の改修事業・維持管理事業について
河川費のうち、河川改修事業、河川維持管理事業について決算年度における「後田川」に関する決算額と事業内容について伺います。
(河川課長)
令和4年度の後田川に係る費用は、河川改修並びに河川維持管理を合わせまして724万円余となっており、河川改修事業では、用地取得に向けた測量業務や河川整備にともなう設計業務を、河川維持管理事業では、除草・浚渫を実施いたしました。
後田川整備の事業目的並びに全体事業延長と未整備延長について伺います。
(河川課長)
後田川は、河川の蛇行や矮小な川幅等の要因で流下能力が不足しており、台風などによる大雨で氾濫する危険性が高いことから、河川改修により線形の改良や護岸の整備を行うことで、流下能力を確保し、災害リスクの低減を図るものです。
全体事業延長は1395m、うち578mが整備済みであり、未整備区間は817mとなっております。
では、今後の整備のスケジュールを伺います。
(河川課長)
今後は、下流の未整備区間より順次用地取得を行ったうえで、工事を進めていくこととしております。用地取得には土地所有者の方々との協議等に所要の期間を要すること、家屋が隣接しているため限られた用地内での施工となること、また、現況の水の流れを確保しながらの施工となるなど、様々な制約があるため、完成までには一定期間を要するものと見込んでおります。
引き続き、土地所有者の方々へ丁寧な説明を行い、早期の事業用地取得に努めるとともに、取得した箇所から確実に工事が進められるよう取り組んでまいります。
土地所有者の方のお話ですとか様々な課題がありまして、それらを含めて進めていただいていることは、地域の住民の方々にとって安全な住環境を作っていくことに必要だと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。
未整備の部分について、川底に土砂が溜まったり、そこに草が繁茂することによって、水の流れが悪くなっている箇所がみられます。大雨が降ると特に川岸に近い住民の方から心配の声、特に上流部にあたる太白区鈎取あたりの方からをご要望をいただき、ご当局に連絡をすることが多いのですが、丁寧な対応をお願いしていきたいと思います。安全で良好な環境を維持してほしいという住民の方々への対応を伺います。
(河川課長)
後田川につきましては、整備済区間や未整備区間を含めて、毎年、除草を行っているほか、土砂の浚渫につきましては地元の方々からのご要望をお受けし、現場確認のうえ実施しております。今後も、流水に影響するような土砂の堆積を確認した場合は浚渫を実施するなど、適切に維持管理を行い、安全で良好な河川流域の維持に努めてまいります。
ありがとうございます。そして、未整備部分についても着実な整備をお願いします。
現地調査・現地確認
質問のあと、さっそく河川課長と職員の方が現地に来られ、川岸を共にまわり、町内会長ほか役員の方々や住民の方々への説明や要望確認などを行いました(10月10日)。
正確な会議録や録画配信はこちらです
上記はいのまた由美作成のメモより掲載しており、当日の発語と差異があります。数か月後に公開される「会議録」が正確な文言です。正確な会議録はこちらから検索できます。
録画中継も視聴できます。「いのまた由美/令和5年第3回定例会/10月2日/決算等審査特別委員会(第3分科会)/都市整備局・建設局」をご覧ください。