認知症と共に生きるために 一般質問しました

2024年2月9日から3月14日までの会期で、第1回定例会が開会しています。市長提案の当初議案はこちらです。いのまた由美は2月21日の一般質問二日目に登壇しました。3月27日からは予算等審査特別委員会が開かれるので、また登壇の機会があります。

ここに質問と答弁のメモ(その2)を掲載します。一括質問をしましたが、わかりやすいように質問と答弁を対応させて表示しています。正確な記録ではないということをご了承ください。録画配信や会議録が出たらそちらをご参照ください。

一般質問その1 介護保険事業計画 はこちらです。

第9期 介護保険事業計画について一般質問しました
2024年2月9日から3月14日までの会期で、第1回定例会が開会しています。市長提案の当初議案はこちらです。いのまた由美は2月21日の一般質問二日目に登壇しました。3月27日からは予算等審査特別委員会が開かれるので、また登壇の機会があります...

一般質問その3 原子力災害広域避難計画 はこちらです

原子力災害時の広域避難計画への疑義 一般質問しました
2024年2月9日から3月14日までの会期で、第1回定例会が開会しています。市長提案の当初議案はこちらです。いのまた由美は2月21日の一般質問二日目に登壇しました。3月27日からは予算等審査特別委員会が開かれるので、また登壇の機会があります...

一般質問その4 個別避難計画 はこちらです

災害脆弱性のある人を守る 個別避難計画について一般質問しました
2024年2月9日から3月14日までの会期で、第1回定例会が開会しています。市長提案の当初議案はこちらです。いのまた由美は2月21日の一般質問二日目に登壇しました。3月27日からは予算等審査特別委員会が開かれるので、また登壇の機会があります...

一般質問その5 長町の賑わい 安心安全まちづくり はこちらです

長町の賑わいと安全安心まちづくり
2024年2月9日から3月14日までの会期で、第1回定例会が開会しています。市長提案の当初議案はこちらです。いのまた由美は2月21日の一般質問二日目に登壇しました。3月27日からは予算等審査特別委員会が開かれるので、また登壇の機会があります...

仙台市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画

認知症と共に生きるために

いのまた由美
いのまた由美

次に、65歳以上の人口の18%が抱えている認知症と、共に生きるための施策を伺います。

認知症は初期の対応いかんで進行をゆるやかにすることができるので、介護度を重くしないためにも、医療へ繋がることがまず必須です。自ら医療支援に繋がってもらうためには、「認知症になったら終わり」というスティグマを減らし、認知症になっても支援を受けながら自分らしく暮らしていける環境を整えて、見せていく必要があると考えます。所見を伺います。

問題を複雑化しないために、孤立を防ぐ居場所や役割が必要で、認知症カフェ開催に対する支援の強化も必要と考えます。また、認知症当事者が望む場合には、これまで培ってこられたスキルを活かして、働き続けたり、働ける場を増やしたり、認知症ピアサポータとして理解促進に貢献したり、NPOなどの支える側として貢献したりできるように、推進することが、「認知症になったら終わり」という認知症観を更新していくために重要と考えます。ご所見を伺います。

仙台市当局
仙台市当局

答弁:健康福祉局長

認知症共生社会の質問のうち、自分らしく暮らせる環境づくりについて

認知症に対する偏見と否定的なイメージが社会において払拭されていないことが、認知症の方が早期に医療につながりにくい要因となっています。そうした中で新しい認知症観への転換をはかるために、認知症になっても支援を受けながら自分らしく暮らせる環境づくりや当事者の思いや姿を伝えていく取組みが重要と考えております。今後認知症の人と家族とともに幅広い世代に向けて認知症観を広げるために作成した動画を積極的に発信することを始め、新しい認知症観を広く周知啓発しながら、認知症の方が医療や相談などの支援につながることができる体制づくりを進めていきたいと考えている

仙台市当局
仙台市当局

答弁:市長

認知症の方が活躍できる場の創出について

認知症の方が認知症カフェなどでピアサポーターとして自らの思いや体験を語り活躍する姿を発信していただくことは ご本人の自己肯定感を高めることに繋がり、認知症になっても認められる 希望を持って生きていくことができるという新しい認知症観の普及啓発にも資するものと考えています。また認知症の方の経験や能力を活かして、働く場を創出する好事例を広くご紹介するとともに、宮城県が配置している若年性認知症コーディネーターと連携し、企業の理解促進を図りながら、働き続けられる環境づくりも進めていきます。加えて、認知症の方が活動している当事者団体や家族会などの関係団体の皆様との連携を強化しながら、認知症になっても支えられる側だけでなく支える側としての役割をもち、活躍できる場の創出につながること、そして誰もが希望をもって暮らすことが共生社会の実現をしていきます。

※前後の質問にも関連していて、ここの部分への思いがあって、インクルーシブなまちづくりについて再質問して、太白区長に答えてもらいました。

正確な会議録や録画配信はこちらです

上記質疑はいのまた由美作成のメモより掲載しており、当日の発語と差異があります。数か月後に公開される「会議録」が正確な文言です。正確な会議録はこちらから検索できます。

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録画中継も視聴できます。「いのまた由美/令和6年第1回定例会/2月21日/本会議(一般質問)」をご覧ください。3営業日以降に公開されます。

仙台市議会インターネット議会中継
仙台市議会インターネット議会中継

参考情報