青葉通まちづくりビジョン、青葉通駅前エリアのあり方・社会実験について質問しました

2023年9月12日から10月13日までの会期で、第3回定例会が開会しています。2022年度の決算等審査特別委員会・いのまた由美は第三分科会にて登壇しました。

ここに質問と答弁のメモを掲載します。正確な記録ではないということをご了承ください。録画配信や会議録が出たらそちらをご参照ください。

青葉通まちづくりビジョン

まちなかウォーカブル推進事業

いのまた由美
いのまた由美

都市整備局に伺います。まちなかウォーカブル推進事業のうち青葉通駅前エリアあり方検討について伺います。関連する決算1億7215万円余について、主な内訳をお示しください

仙台市当局
仙台市当局

(都心まちづくり課 都心整備調整担当課長)
まちなかウォーカブル推進事業1億7,396万円余のうち、1億7,215万円余が青葉通駅前エリアのあり方検討会に要した費用であり、その大半は、社会実験に要した費用となっております。
内訳としましては、設え等に要する費用、アンケート調査及び結果のまとめ等に要した費用として約9千5百万円余であり、これは「青葉通駅前エリアあり方検討協議会」の運営委託費用も含まれております。
また、実験に際して行った車線制限等の交通規制に要した費用が約7千3百万円余でありまして、主だったものは、この二つとなります。

いのまた由美
いのまた由美

青葉通駅前エリアのあり方検討をされていますけれども、現状と課題を伺います。

仙台市当局
仙台市当局

(都心整備調整担当課長)

青葉通の駅前エリアのうち社会実験を行った場所は、公共交通が集結する交通結節点であり、人通りも多いことから、賑わいの創出や回遊の拠点としての役割が期待されているところです。
しかしながら、沿道が低未利用であることや賑わいの空間が少ないことなどにより、駅前エリアとしてのポテンシャルが発揮できていない状況でございます。
そういったことから、沿道開発の促進や、賑わいの創出につながる空間づくり、回遊性の向上に資する取組みが課題であると認識しております。

いのまた由美
いのまた由美

あり方検討は複数年に渡って検討されていますけれども、全体的な経緯や今後の進め方をお伺いします。また、そのうち決算年度の取組はどのような位置づけか伺います。

仙台市当局
仙台市当局

(都心整備調整担当課長)

先ほどの課題認識のもと、青葉通まちづくり協議会からの提言などを踏まえ、青葉通駅前エリアの将来のあり方を検討するため、学識経験者、交通事業者、沿道の各権利者等で構成した「青葉通駅前エリアあり方検討協議会」を令和3年度に設立し、エリアの現状や課題、今後の望むべき方向性について、議論を重ねております。
決算年度の取組みとしましては、このエリアの将来のあり方検討に向けた社会実験を実施し、その結果を取りまとめたうえで、協議会等から様々な評価やご意見などをいただいたところでございます。
今後は、市民参画イベント等による機運醸成を図り、更に議論を重ねてまいりますとともに、アンケート等でいただいたご意見を踏まえながら、将来ビジョンを策定することを予定としております。

いのまた由美
いのまた由美

協議会等官民連携進めておりますけれども本件に関して特徴がありましたら、お伺いします。

仙台市当局
仙台市当局

(都心整備調整担当課長)

今回の官民連携で取り組んだ社会実験においては、「あり方検討協議会」に加えまして、将来のまちづくりの主役となる20~30代の様々な分野の人材によって構成されました運営組織を置きまして、徹底的に話し合いにより目的を共有したうえで、彼らが各専門分野における能力を最大限に発揮できる環境をつくり実験を実施したことが特徴と考えております。

いのまた由美
いのまた由美

社会実験の目的や概要についてご説明ください。

仙台市当局
仙台市当局

(都心整備調整担当課長)

昨年度の社会実験は、仙台の顔であるこのエリアから、本市の交流人口の拡大や経済活力の向上につなげていくことが重要である認識のもと、この場所にふさわしい将来像を検討するために、道路空間の利活用の効果、交通への影響、そして都心における回遊の創出について検証を行うことを目的に、官民連携により実施したものでございます。
実験の概要につきましては、令和4年9月23日から10月10日までの18日間で実施しまして、仙台駅前通と愛宕上杉通の間での車線数の減少、それから、一般車両の通行止め、バス停の移設等を行いまして、その区間の南側3車線を利活用空間として確保して様々なイベント等を行ったものでございます。

いのまた由美
いのまた由美

若い方々も企画運営から関わっていてそうしてできあがったコンテンツが、同じような若い方やこども等にヒットした内容のコンテンツやアクティビティができて、それを周知もしっかりできていましたので誘客できて、結果的に成功したのかなと思っています。実際アンケートの評価でも「良い取組み」という評価が全体の7割、特に多く来訪した20代30代は81%が「良い取組み」と評価されているということです。また「子どもの遊び場がない」とか「若い人の居場所がない」とか、そういった本市全体の市民の声がありますが、そういったニーズも充足する場所になったのだと思っています。

社会実験の目的である「都心における回遊性の創出」に関しても、最近の協議会の報告をみたら、9割が回遊をされていたと書いておりましたので、そういった面でも社会実験の目的が果たされたのかなと思っています。

いのまた由美
いのまた由美

ただ、交通への影響については、課題が明らかになりました。うかいによって周辺の混雑ですとか、バス停留所を集約したことによって待ち時間の人たちがまた歩行空間にあふれてしまったですとか、ありますが、こういった課題について、今後の交通処理にどう反映していくのか、伺います。

仙台市当局
仙台市当局

(交通政策課長)
社会実験の結果、曜日や時間帯によっては周辺道路に混雑が生じたことや、バス利用者の歩行空間での待ちスペースが不足したことなど、社会実験での課題について交通処理ワーキングで確認したところでございます。今後の将来ビジョンにあわせた道路空間の検討にあたりましては、交通処理ワーキングでの検証結果をいかし、円滑な交通空間の確保をめざしてまいりたい。

いのまた由美
いのまた由美

「仙台の顔としての駅前」となっています。「仙台の顔」として考えると、ペデストリアンデッキの延長拡幅なども 論点と思います。古くて少ないアンケートですが、沿道事業者や地権者など18件の方に駅前の在り方についてどういったのが望ましいかというとったアンケート、古いものですけど、「フルモール 歩行者専用にするが14%」「(今回の実験のような)トランジットモールが10%」「ペデストリアンデッキの拡張や延伸が29%」「現状維持 14%」「判断できない33%」と資料にも載っています。論点になっていくのかな、ビジョンを作っていくにあたってもなっていくのかなと思いますけれども、ペデストリアンデッキを延長を検討するに際しては、どのような課題があるのでしょうか。

仙台市当局
仙台市当局

(都心整備調整担当課長)

ペデストリアンデッキを広げ利活用空間として活用していくことにつきましては、交通への影響を低減できるものと考えておりますが、一方で、沿道開発への影響や地下の東西自由通路等の構造上の制約、将来の維持管理などが課題になるものと認識してございます。

いのまた由美
いのまた由美

2050年にゼロカーボンシティに向かっている環境防災都市仙台の顔であるこの青葉通駅前エリア、私としては車から人へシフトしていく車両制限がここでこそ、課題や困難がたくさんありますけれども、やはり必要と考えますし、防災面からもできるだけ広い広場を作り出すことを目指すべきことと考えます。ご所見を伺います。

仙台市当局
仙台市当局

(市街地整備部長)
青葉通仙台駅前エリアにつきましては、賑わい創出や回遊の拠点として大きな役割が期待されております、まさに仙台の顔といえる場所というふうに考えてございます。そういう場所でございますことから、今後、あり方検討協議会における議論、それから地域や市民の皆様のご意見も踏まえ、委員からお話のありました環境の面、それから防災の面、こういった点も含め様々な観点から、エリアの今後のあり方について検討してまいりたいと考えております。

いのまた由美
いのまた由美

この決算年度、社会実験を中心に、協議会を3回、イベントも市民対話のイベントも3回など、対話を繰り返してこられました。公共空間の在り方とはと考えあったりですとか、どうやって作り上げていこうというそのプロセスや過程をオープンに開いていっている面でも、社会実験としての評価したいと私は考えます。また、このエリアだけに収まらない、他のエリアのまちづくりにおいても、参考になったり、参照している取組がいろいろ散りばめられていると思います。先ほどの、ストリートピアノが好評だったですし、
ベンチなどの小道具、芝生、たき火など、こういったことも財産になったと思っています。そして、「驚き」」「嬉しい」「楽しい」という賑わっている様子も可視化されたことが、今後のこのエリアをどうやって作っていこうかというイメージや希望、可能性が見えたのだと思っていますが、局長のご所見を伺います。

仙台市当局
仙台市当局

(都市整備局長)

昨年度の社会実験につきましては、委員からお話のあったとおり検討会の各委員のご意見だけではなくて、若い世代が中心となった運営組織をつくりまして、その中で多くの関係者の方々と様々な意見交換を行いながら実施したということがございます。その結果としまして、訪れた方々からは公共空間の取り組みとしては良い取組みであったという好意的なご意見を多くいただいたところでございます。今後のエリアづくりに向けまして、課題も含め大変貴重な成果を得ることができたと考えております。
今回の実験の結果を十分に踏まえまして、引き続き市民の皆様からのご意見をしっかりと受け止めて、多くの方々と目指す方向性を共有できますよう、将来ビジョンの策定を進めまして、このエリアが仙台の顔にふさわしい魅力的なエリアとなるよう今後とも取り組んでまいりたいと考えておりますし、今回の社会実験で得た知見をこのエリアだけではなくて、都心で様々進めております他の地区のまちづくり、これも同様に公共空間の取り組みをやってございますので、そういったところにも生かしていけるよう、今後とも、様々な若い世代とか市民のご意見などを受け止めながらやっていきたいというふうに思っております。

正確な会議録や録画配信はこちらです

上記はいのまた由美作成のメモより掲載しており、当日の発語と差異があります。数か月後に公開される「会議録」が正確な文言です。正確な会議録はこちらから検索できます。

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仙台市議会で行われた会議の内容を検索できる。

録画中継も視聴できます。「いのまた由美/令和5年第3回定例会/10月2日/決算等審査特別委員会(第3分科会)/都市整備局・建設局」をご覧ください。

仙台市議会インターネット議会中継
仙台市議会インターネット議会中継

参考情報

この質問のあと10月5日に、仙台市のホームページに「社会実験の概要及び結果」というページができていました。

青葉通駅前エリアにおける社会実験の概要及び結果