上野山小学校PTA会長としてもスタート

「開校五〇周年に寄せて」

　上野山小学校の開校五〇周年おめでとうございます。この五〇年間、子どもたちの学校生活を支えてこられた全ての皆さまに、心から感謝と敬意を表します。また、この記念すべき節目に関わらせていただいていることに重ねて感謝を申し上げます。

　昨年度に長女が新一年生としてお迎えいただき、私自身も仙台市議会議員の一期目に送り出していただきました。運動会、地域合同防災訓練、楽元の森、うさぎふれあいランドへの散歩など、これまでは子育て中の住民の一人として、また月ヶ丘町内会役員として、地域に開かれた学校との接点を持たせていただいておりました。夫と三人のきょうだいも上野山小学校の卒業生であり、家族三代に渡ってお世話になってています。私も本年からはＰＴＡ執行部にも加わらせていただいて、いよいよ学校と密に関わることができると期待していた矢先に、新型コロナウイルス感染症の影響が上野山小学校にも及びました。

　突然の一斉臨時休校要請から長きに渡った休校期間、そして再開してからの学校生活。まずもって、この荒波の中で子どもを守り育んでくださっている学校の教職員の皆様に改めて感謝を申し上げます。保護者の皆様もご心労が多かったことと存じます。このような中でも子ども達は、きらきらの笑顔で日々のびやかにたくましく、学び成長しており、何よりの希望です。コロナ禍に対応しながらも、豊かに生活するためには新しい価値観が必要だと感じています。優しい心で励まし合って支え合うこと。人と人との違いや、生物多様性、自然環境を敬い、感謝して、持続可能な関わりをしていくこと。今後必要な価値観は、これまでも上野山小学校が大切にされてきたことの中に既に示されているのではないでしょうか。

　上野山小学校と地域の皆さまの今後とものご発展を心から祈念し、私自身も子ども達のために尽力することをお誓い申し上げます。