4年前2017年仙台市長選・郡和子さんに託した思い

Facebookをやっていると「●年前の思い出」として過去の投稿が自分に紹介されますよね。今日は4年前の思い出として、4年前に郡和子さんへの応援の思いを書いた投稿が掘り起こされていました。郡さんがどうのということはほとんど書いてはいないですが、私自身がどういう思いで政治に関わっているのか「こころざし忘るべからず」のために、ここにも載せておきます。2017年7月16日、西多賀市民センターでの写真です。

2017.7.16 いのまた由美 誰もが自分らしく生きられるために

子育て看護学生として思うこと

私は、今、39歳になりましたが、学生をやっています。月曜から金曜の朝から晩までフルタイムで看護専門学校へ通っています(午後から授業の日もあります(‘ω’))。今は准看護学科の2年生で来年の3月に卒業見込みです。今年は、複数の病院や福祉施設でじっくり実習をさせてもらっています。そこに毎日通って、何をしているかというと、例えば、注射の針を上手に打てるようになるとか、技術面の練習をしているのではないのです。
今学んでいるのは、目の前の方が、病気があったり障害があったりしても、自分らしく生きていくためには、どんな援助・手助けが必要なのかを考えることです。誰にでも同じ治療をして同じ薬を出して誰もが同じ期間入院して同じところへ帰るわけではないです。一人ひとり違う身体があり心があり、家庭や地域やいろんな環境で生きてこられて、これからどんな暮らしを送っていくのか、その方の人生に向き合って健康面でできるお手伝いを考えるということを、必死になってやっています。
看護学校に入るまで、看護のために必要な学びって、こんなにも一人ひとりの人生の価値観や尊厳に向かいあうことから始まるものだって、知らなかったです。だから勉強するのがとても楽しくて楽しくて(至らなさに辛い時もあるしそれも含めて)やりがいがあります。
私が議員を目指して、いのちを大切にする政治を担うことを目指して、子育て、医療・介護・福祉が充実していて安心して暮らしていけるようになってほしいと考えたことと、今学んでいることは一致しているんだ!と改めて思いました。

経済的に苦しい家庭でも希望を捨てず力をのばせる社会を

私は勉強するのが好きなタイプで、人のお役に立てる人になれるように勉強や経験を積みたいという思いが強いのですが、子どものころは母子家庭で、進学は諦めていました。大人になってから家族の理解もあってこうして勉強もできているのでありがたいです。
その経験から、子どもの可能性を伸ばすために、経済的に苦しい家庭の子だって、力を伸ばせる環境を周りの大人が作るという、「子は社会の宝」だからみんなで育てるという意識や制度があれば、もっと社会が豊かで安心できるものになるはずなのに、と身に染みて思っています。郡和子さんの重要政策に、給付金奨学金制度を作るということが入っています。ぜひ、実現していただきたいです。

もっと、ひとり親家庭を支えよう

また、看護学校に入学して、私ぐらいの年齢の人は少ないのかなと思ったけれど、子育て中のママが意外すぎるくらい多かったです。社会人経験学生のお話を聞くと、いま生きている社会の、いろんな課題がまざまざと想起されます。例えば、仙台市の「ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金等事業」を受けて学んでいるシングルマザーが少なくありません。(社会人経験学生が看護の資格を目指すのは、収入を上げなければ生活の見通しが明るくない、という理由は少なからずあると思います)。

このことに関して、日本はシングルマザーの貧困率が国際的に比較して高すぎるという現実があります。離婚して子育てして経済的に時間的に体力的に苦しいのって、私達は自己責任と思い込み過ぎではないでしょうか? 私の母も、ダブルワーク、トリプルワークをしていたし、お父さんと離婚してしまったんだからしょうがない(さらに母は高校中退しているヤンママなんだからなおさら)と子どもならがに思っていたし、私は進学なんてできないし将来なんて見えている、でもしかたがない、なんて思っていました。でも、社会とか政治とかの有りようによっては、必ずしもそうではないということを大人になってから私は知りました。

郡和子さんとともに、ボトムアップの、市民が主役の仙台市政を!

子どもの貧困とか、子育てをしている当事者の声とか、子育て支援をしている人たちの知見とかを、市政に繋いでいきたいと、私は力を入れているわけですが、どんな立場の方でも、住民一人ひとりの思いを重視して、住民が、市民が政治の主役なんだという考え方を持っているのは、郡和子さんなんだと思います。トップダウン型ではなくて、ボトムアップこそが暮らしやすい豊かな社会を作る源なんだと、考えていらっしゃるのは、郡和子さんなんだと私は確信しています。
市民の声を大切にする市政、市民の力を信じる市政、市民が主役の市政を、郡和子さんなら実現してくださるでしょう!

以上、4年前の、いのまた由美の政治にかける思いを書きました。

こんどの仙台市長選挙は2021年7月18日に告示、8月1日が投開票日です。