公営住宅のコミュニティ支援について一般質問しました【仙台市議会】

仙台市議会2022年第二回定例会にて、6月17日の本会議で一般質問をいたしました。

本会議の「一問一答方式」に初チャレンジしました。全文はこちらです。

仙台版一問一答方式の一般質問に初チャレンジしました
仙台市議会は2022年6月9日から24日まで第2回定例会が開会中です。いのまた由美は、6月17日(金)に一般質問に登壇しました。一括方式と一問一答方式仙台市議会の本会議の一般質問は「一括方式」と「一問一答方式」が選べ...

公営住宅支援について 質問と答弁

いのまた由美
いのまた由美

公共住宅施策について伺います。市営住宅は一部の住宅管理を住民による共同管理にゆだねています。ですが、共同管理に必要な知識や経験のない方も多く、高齢化も進み、適切な管理の実施が困難となり、居住者同士のトラブルが発生しているという相談を受けました。私がお話を伺った市営住宅は、復興公営住宅として建設された流れで、コミュニティ支援のNPOとの関係が継続しています。そのNPOが、役員会や総会の開催、資料の作成、会計処理、共用スペースの管理など、アドバイスやサポートをして、ようやく自治組織が運営されているように見受けられました。このように自治組織が崩壊しそうになっている市営住宅があることを把握されていますでしょうか。受止めを、伺います。

例えばごみ集積所の管理を交代で行うなど共同管理を円滑に進めるためには、最低限の自治組織が必要です。組織運営にサポートが必要な場合は、サポートをすべきと考えますが、ご所見を伺います。

仙台市当局
仙台市当局

都市整備局長:
市営住宅における自治組織の運営状況の把握と運営へのサポートについてお答えをいたします。市営住宅では、集会所の管理運営、ゴミ集積所の清掃などの共用部の維持管理につきましては、住民の方々で組織する町内会等の自治組織にお願いしております。こうした自治組織の運営において、高齢化やコミュニティ意識の希薄化などの影響により、役員等の担い手不足や加入世帯の減少、入居者間のトラブル等、様々な課題を抱えている団地があることは承知しているところでございます。町内会等の自治組織は、地域住民の皆さまによる自発的な運営が基本でございますが、市営住宅の自治組織等からご相談をいただいた際には、コミュニティ担当などの関係部署とも連携を図りながら、各団地の状況に応じて、丁寧に対応してまいりたいと考えております。

 

公営住宅のコミュニティ支援について 一問一答

 
いのまた由美
いのまた由美

市営住宅のコミュニティ形成について本市が行うべき支援をどのように考えているのか、都市整備局にご所見を伺います。

仙台市当局
仙台市当局

都市整備局長: 市営住宅に限らず、町内会等の地域住民によるコミュニティを維持運営していくことは、暮しやすい地域づくりのためには大変重要なことと、このように認識しております。
こうしたことから、市営住宅におきましては、地域活動の担い手として期待される、若い世代である子育て世帯に限定した入居募集を実施しているほか、入居の際には、町内会への積極的な加入を勧奨するなど、コミュニティの維持運営に向けた取り組みを行っているところでございます。引き続き、関係部署とも連携を図りながら、団地ごとの課題に応じた、コミュニティ形成の支援に努めて参ります。

いのまた由美
いのまた由美

健康福祉局に伺います。震災から11年経過し、復興公営住宅の住民の構成も変化してきています。被災者の孤立化を防ぎ住民のコミュニティ形成支援をしていくことは、今後も必要なことと考えます。どのようなご見解をお持ちで、取組をされているのでしょうか。

仙台市当局
仙台市当局

健康福祉局長: 被災者のコミュニティ支援につきましては、震災以降さまざまな支援を行ってまいりましたが、平成25年度からは各区社会福祉協議会にコミュニティソーシャルワーカーを配置し、復興公営住宅等におけるコミュニティの形成や活性化、また住民同士の支えあい活動について継続的な支援を行ってきたところでございます。
震災から11年を経て、被災者の方々を取り巻く環境も変化しておりますことから、引き続き、個々のコミュニティの状況に応じた支援が継続できるよう、関係部局・関係機関と連携しながら取り組んでまいりたいと存じます。

いのまた由美
いのまた由美

そういった視点で継続的な支援をぜひよろしくお願いします。

市民局に伺います。市営住宅の自治組織が崩壊しそうだという訴えに、どのように関わりをもってサポートをしていくべきとお考えでしょうか。現在NPO等がサポートを実施しているという個別事例がありますので連携や協働の在り方を検討していただきたいですが、いかがでしょうか。

仙台市当局
仙台市当局

市民局長: 町内会等の自治組織におかれては、地域コミュニティの核として地域づくりを推進していただいている一方、様々な事情により運営上の課題を抱えている組織もあるものと認識しており、日ごろから区役所へ寄せられるご相談やご要望に対して、内容に応じた支援や助言などを行っているところでございます。
今後も区役所とともに、一つ一つのご相談に丁寧に対応してまいりますとともに、課題に取り組むにあたっては、専門的な知見を有する専門家やNPOなど様々な団体とも適宜連携を図るなど、町内会等への支援を行ってまいる考えでございます。

いのまた由美
いのまた由美

市民局で力を入れている、市民協働やコミュニティ支援というのは、ともすれば元気でがんばっているコミュニティがさらに活躍するための後押しに偏る側面があるのですが、困難なコミュニティに対しても、SOSが出せない場合もありますが、そういったところにも光を当てていただきたいと求めて、質問を終わります。

正確な会議録や録画配信はこちらです

上記は、いのまた由美作成のメモより掲載しており、当日の発語と差異があります。数か月後に公開される「会議録」が正確な文言です。正確な会議録はこちらから検索できます。

録画中継も視聴できます。「いのまた由美/令和4年第2回定例会/6月17日/」をご覧ください。

仙台市議会インターネット議会中継
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